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2009年 01月 08日
20090108 布川三郎さんの通夜
 午後6時から7日の早朝に亡くなられた布川三郎さんのお通夜が執り行われました。親戚の方々やご近所の方々、それに党の関係者が集まりました。
 布川さんにはお子さんがおられないため、長兄の息子さんが喪主として全体のとりまとめをしておられました。当然、お寺もお墓もありません。それで実家のお寺さんが、長岡市から来ておられました。お骨もそこに収めることになるそうです。
 布川さんは、満蒙開拓ということで旧満州に渡ったそうです。大正14年の生まれですから、まだ二十歳前だったのですね。そして召集され、終戦を迎え、捕虜としてシベリアでの抑留生活をおくることになったと喪主のご挨拶で話されました。帰国はかなり遅かったようで、「次兄が戻って来た時には『戦争で負けた』という負い目のようなものを背負っての帰国だったが、三郎さんの時は、状況は大きく変わっていました」ということも。
 『赤旗』の訃報記事では、「1955年入党」となっていました。50年以上も共産党員として活動してこられたわけで、「上越の党の最初の頃からの党員だ」という話も聞きました。そういう、戦後の党をつくり支えた党員が一人ひとり亡くなっていくのはさびしい限りです。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2009-01-08 22:29 | いろいろ | Comments(0)