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2009年 03月 09日
20090309 金谷山散策
20090309 金谷山散策_b0013099_0234537.jpg 朝から青空が広がっていました。妻とともに、金谷山付近の散策に出かけました。

20090309 金谷山散策_b0013099_23355540.jpg スキー資料館の前の駐車場は、カラカラでした。男山から「ふるさと道」をたどります。一応整備されていて、広いハイキングロードが付けられています。最終到着地は「親鸞聖人上陸の地」です。今日は、途中までたどります。
 例年よりも早く春が来ているようです。もうすでにどこにも残雪はありません。雪で押し付けられた昨秋の落ち葉が、サクサクと音を立てています。ちょうど端境期ですかね。オオイワカガミなどの花はまだ。ようやくマルバマンサクが切干大根のような黄色い縮れた花をつけはじめ、ヤマザクラが薄いピンクの可憐な花を開き始めていました、
 右手の方から轟々と工事の音が聞こえてきます。谷間で重機が動いていました。滝寺堤に降りる手前で、遠くから小さい子ども達の甲高い声がしてきました。
20090309 金谷山散策_b0013099_23361994.jpg
 滝寺堤は、大瀬川の上流である狼谷を堰きとめて、中ノ俣への県道になっていて、下手の田んぼの中に旧道が見えます。その狼谷から北に上がる道があります。「行ってみよう」ということに。幅は軽トラが通れる位ですが、急坂です。上がってみてびっくり。広い草原が広がっていたからです。ピーーンときました。長女が1歳ほどの時に草原で撮った写真がありますが、それがこの草原だったのです。ズーーーーーッと「どこだったかな」と思っていた疑問が解消しました。奥の茂みを抜けると再びふるさと道に出ました。下って農道を行くと狼谷に戻りました。
 高速道路の橋げたの横から大瀬川を渡り、「桑谷」に入ります。夏、蛍が飛び交う谷です。そこここにキクザキイチゲが花を開き始めています。谷を登っていくと前方で人声がします。「もしや」と思いつつ近づいてみると、やっぱり新富の新ちゃんこと佐藤新一氏でした。ここの蛍の繁殖に熱心に取り組んでいて、一緒にいた人によれば、「気違いみたいに毎日通ってきている」そうです。「そういう人がいないとね」。
20090309 金谷山散策_b0013099_23363619.jpg 白旗山に上がる道を聞くと、「この奥にブナの木があるので案内するよ」というので先導してもらいました。急坂を登った所にブナはありました。標高が低いためか、幹は灰色ではなく茶色です。下に若い木が育ち始めています。枝先の鞘は間違いなくブナです。100年くらいでしょうか。それにしてもたった1本だけ、どうしてここに。
 白旗山への道は、高速道路の上に出ます。北から南下してきた高速道路が足元でトンネルに消えていきます。丁字路があり、右は儀明まで続いているようで、「いつか行こう」ということで、今日は左折。
 白旗山にはリフトが上がってきています。金谷山スキー場です。雪のないスキー場を下り、グラウンドに降りてきました。親子連れが陽だまりで春の日を楽しんでいました。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2009-03-09 23:35 | ●登山 | Comments(0)