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2004年 08月 27日
20040827 大きく変わった『決算の概況』
 23日に受け取った決算資料を見て、いつもの「決算資料」が「決算資料(1)」となっていた。それならば「決算資料(2)」があるのだろうと探してみると、あった。B4版横で4つの常任委員会ごとにまとめられ、いずれも数十ページもの資料だった。
20040827 大きく変わった『決算の概況』_b0013099_081436.jpg

 中をあけて、またびっくり。今までの「決算資料」とは、大違いだった。何が違うかといえば、ページの上部に事業名や決算書の該当ページ、主管課などがあり、それに続いて、予算現額と執行額、財源内訳、繰越額、そして執行残額となり、執行残額の内訳が並んでいる。
 実は、昨年の9月議会、総務常任委員会で私は次のように、『決算概況』について要望していたのだ。
 「予算現額と執行額との差額が、『不用額』とされている。しかしこの差額は、職員が努力して節減した結果生じたもの、入札の差金など、本来プラスの成果として評価しなければならないものと、事業の企画が不十分で執行できなかったようなマイナスのものとが、ごっちゃになっている。本来、プラスのものは大いに評価しなければならないのに、こんなに『不用額』があると、非難されている。これでは職員のやる気を削ぐことになる。そうした評価ができるような形式に改めるべきだ。」
 その際、中川助役は、「おっしゃる通りなので、来年度の決算には改善して、反映させたい。」と、答弁していたものだ。それが、その通りに実行されたのである。

 さらに、【事業の目的・目標】、【事業の概要】、【事業の成果】、【事業の経過】、【今後の課題・反省点】、【執行残額について】などと続く。
 これも、「職員自らが、自分が携わった事業の執行状況がどうだったのか、評価するシステムが必要だ。そのことを通じて、大いに職員を励まし、事業の改善を図っていくべきではないか。」と求めていたものである。

 初めてのことだから、まだまだ不十分なところも見られるが、こうした試行が大切だ。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2004-08-27 23:55 | 市政の諸問題 | Comments(0)