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2010年 10月 28日
20101028 輪島上空3000mで-7.5℃
20101028 輪島上空3000mで-7.5℃_b0013099_12433821.jpg 『しんぶん赤旗』の14面に前日の地上天気図と700ヘクトパスカル高層天気図が載っています。

 28日の新聞に載っている27日の高層天気図を見ると、輪島上空で-7.5℃になっています。700hPaはおおよそ3000mの高さですから、立山や剱岳など北アルプス3000m級の稜線の高さです。標高100mで0.6℃下がるといわれていますから、3000m上空では地上よりも18℃低い、逆にいうと3000m上空よりも地上は18℃高いということです。北陸地方の地上は約10℃ということになりますが、ほぼピッタリですね。
 輪島上空が-20℃になると、上越地方では雪になりますし、-25℃にもなると大雪になります。

 ところで、富士山の気温が-3.3℃になっています。富士山は3776mですから、本来-7.5℃よりもさらに4.5℃ほど低い-12℃でなければなりません。寒冷前線が下にもぐりこんで地上は寒冷になっているが、太平洋岸では暖気が上に押し上げられているということでしょうか。

by toshihiro_sugimot | 2010-10-28 12:41 | ●季節の変化・自然 | Comments(0)