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2010年 12月 11日
20101211 大糸線「命綱、観光に欠かせない」地元の声とどくか?
20101211 大糸線「命綱、観光に欠かせない」地元の声とどくか?_b0013099_17102515.jpg 11日付新潟日報の「潮流/時流」に「命綱、観光に欠かせない」との記事が掲載されました。
 JR西日本の佐々木隆之社長が「存続、廃線の可能性を含めて地元自治体と話し合う」と記者会見で示したことから、「地元の糸魚川市などで波紋を呼んでいる」と報じています。

 大糸線は、今のスキームでは北陸新幹線開業後、JR西の「飛び地」になってしまうことから、「存続か、廃線か」は並行在来線問題の重要課題として指摘されてきました。一部には「JR西が引き続き運営するさ」という甘い見方もありましたが、JR西が切り捨てる可能性の方が強いだろうというのが、私なんかの見方でした。糸魚川市の住民団体の名称が「大糸線・北陸線を守る会」と「大糸線」が先になっているのも、そうした意識のあらわれだといわれています。
 「米田徹市長は『存続を前提に利用促進を講じてきたのに、社長発言には驚いた。真意を測りかねる』と語る」のも当然だと思いますね。

 記事に「大糸線は・・関係機関がJRの西日本、東日本の両社、長野県と多岐にわたる」とあるように、長野県との連携は欠かせないですね。富山県とも「氷見線、城端線といった・・ほかの赤字ローカル線を抱える関係自治体との連携」が絶対に必要です。
問題は、新潟県がそうした連携の先頭に立ち、積極的に取り組むかどうかです。

by toshihiro_sugimot | 2010-12-11 17:09 | 県政の諸問題 | Comments(0)