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2012年 06月 22日
20120622 高田区地域協議会「(仮称)厚生産業会館」について意見書提出へ
 21日、臨時に高田区地域協議会が開かれた。「(仮称)厚生産業会館の建設候補地決定に関しての選定基準・選定方法について」という自主審議事項が提案されたことによる。27日に定例の協議会が予定されているが、その同じ日に(仮称)厚生産業会館整備検討委員会が開かれ、「意見のとりまとめ」が行われる。「意見のとりまとめ」の前に、意見書を提出したいということから、臨時協議会の開催となったものである。

 最初に自主審議事項の提案者である西山会長から、提案の経緯や趣旨の説明があった。(仮称)厚生産業会館については市民の関心も高く、地域協議会会長にも問い合わせが来ているという。実際私のところにも問い合わせや「どうなっているんだね」という疑問の声が届いている。それで「決定」前に市民の意見を聞く場を設けるとか、地域協議会にきちんと説明するとかが必要ではないかというのである。そのためにも「選定基準・選定方法について」意見書を提出したいということである。
 つづいて都市整備課から「説明」があったが、それは建設場所として提案されている4ヶ所の優劣比較が中心で、この会議に提案されている審議事項の説明にはなっていなかった。

 質疑で出された意見の多くは、市民の意見を聞かないで拙速にことをすすめていることへの疑問の声であった。私も次のような発言をした。

 4月の市議選にかかわって13区の人たちと話をする機会があったが、本当につくらなければならない施設なのかという疑問がまずある。市民の交流といいながら、必要性も含めて市民に何も説明されていないからだ。

 「議会に説明している」とか「パブリックコメントがある」というのだが、それでは市民に対する説明にはならない。
 都市整備課の職員が退席した後、委員のみの協議で、意見書を提出することを決めた。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2012-06-22 07:53 | ●地域協議会 | Comments(0)