人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 20121018 「新市建設計...      20121018 Nexus ... >>

2012年 10月 18日
20121018 「新市建設計画」見直しで地域協議会委員研修会
 「研修会の目的」には、次のように書かれている。

・東日本大震災の発生に伴う国の法改正により、合併特例債の発行期限が延長されたことを受け、市では、新市建設計画の変更を予定しています。
・新市建設計画の変更は、地域自治区の設置に関する条例第7条第2項の規定に基づき、全28区の地域協議会への諮問が必要となります。
・この諮問に先立ち、地域協議会委員の皆さんに新市建設計画に対する理解を深めていただくことを目的としています。

 こういう「目的」で開かれた研修会である。

 「合併特例債の活用状況」を見ると
  発行上限額           約600億円
  平成24年度までの発行見込み額 約174億円

となっていて、残約425億円の借金をしたいということである。

 14市町村合併に当たっての説明では確か、「合併特例債による上積み事業は行わない。通常の借金を振り替える。」と説明されていたと思う。今回の見直しの眼目は、この「タガ」を外し、「合併特例債で新規事業を行う」ということである。その新規事業に上げられているのが、(仮称)厚生産業会館と新水族博物館、新幹線新駅周辺整備である。
 言い方を変えると、これら新規事業を合併特例債を使って行うために「新市建設計画」を見直すということであろう。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2012-10-18 18:22 | 市政の諸問題 | Comments(0)