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2012年 12月 19日
20121219 (仮称)厚生産業会館の説明があった
 17日、高田区地域協議会が開かれ、(仮称)厚生産業会館に関する高田区地域協議会への市の「通知」について説明があった。珍しいことに、10人以上の上越市議が傍聴に来た。定数32だから約1/3である。

 担当部長がはじめて出席して説明したのだが、「説明」とはいうものの「通知」の棒読みだった。冒頭に「真摯なご議論ありがとうございます」とか「みなさんのご意見を参考にさせていただきます」とかあるのかと思っていたのだが、それがいっさいなかった。腹の中では何を思っていても、「お世辞」でもそのくらい言っても良いのではないかと思うが・・・。まあ、「自分の気持ちに正直な部長さん」だといってしまえば、それまでだが。

 ある委員がこんな趣旨の質問をした。

 パブリックコメントをするそうだが、そこで出された意見はどうするのですか。受け止めてちゃんと構想(案)に反映するのですか。高田区地域協議会の答申の扱いから見ると、同じように「聞くだけ」なのですか。

 明確な答弁はなかった。というか、できなかったのだろう。
 私は次のような趣旨の質問をした。

 高田区地域協議会では9月末10月はじめに、市の説明を聞き、議論しました。そこでは構想(案)に対するたくさんの意見が出されました。そこには説明に来た市の担当職員も出席していて、それらの意見を聞いていったはずです。今回の「意見」は、その時点での市の説明と何も変わっていません。2ヶ月半もの間、出された意見を何も検討しなかったのですか。検討してしかるべきでしょう。

 実際、何も検討していなかったので、答えようがなかったようだ。
 別の委員がこんな趣旨の質問をした。

 市民プラザの子育て施設には、子どもを遊ばせる「芝生」がないというけれど、あの屋上には立派な人工芝が張られているのを知っていますか。

 部長は知らなかったようだ。そういう最低限の調査もしないで、ただ構想(案)そのままで突っ走ろうとしている姿が、浮き彫りになった。

(仮称)厚生産業会館 基本構想(案)

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2012-12-19 10:45 | ●地域協議会 | Comments(0)