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2013年 03月 05日
20130305 並行在来線の譲渡額をめぐって――譲渡前の駅舎修繕
 「線路取り替えや延命化など譲渡前の既存施設整備で約10億円とした。・・」(22日付上越タイムス)
 「譲渡前の駅舎修繕などで約8億円を見積もった。」(27日付上越タイムス)

 「一括在姿譲渡」が明るみに出た時、「在来線を守る三市連絡会」や「在来線の存続、地域の振興・発展をめざす地域の会連絡会」は、「今のままの姿(在姿)での譲渡ということはありえない。必要な改善・改修をした上で、譲渡するのは当然だ」と主張してきた。そうした声に押されて「線路取り替えや延命化など譲渡前の既存施設整備」であり、「譲渡前の駅舎修繕など」を実施することになったのだろう。並行在来線存続運動あっての成果だといえる。

 我々から見れば、こういう整備は当然のことであるが、新潟県は「一括在姿譲渡」の「密約」があるから、こうした整備も「支援」として計上することになる。このようにJRの「支援」なるものの多くは、譲渡に当たって当然やっておかなければならないものなのである。それを「ご支援」と持ち上げてありがたがっているとしか見えない。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2013-03-05 14:06 | ●三市連絡会 | Comments(0)