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2014年 01月 26日
20140125 北陸新幹線・並行在来線問題連絡会の総会
 1週間ほど前に、「北陸新幹線・並行在来線問題連絡会(略称、5県連絡会)の総会で、『課題と要求』について報告してほしい」という依頼がありました。その総会が25日にあり、出席しました。

 5県連絡会というのは、北陸新幹線の開通に伴って三セク化される並行在来線を抱える、長野、新潟、富山、石川、福井の5県の住民団体が、情報交換や学習のために結成した組織です。私自身はこれまで、2010年秋の信濃黒姫での総会、11年8月の国土交通省要請などに参加してきました。

 総会では、各県のこれまでの取り組み・活動がそれぞれ報告されました。
 新潟県の取り組みということで、私は要請のあった「開業を一年半後にひかえた並行在来線の課題――われわれの要求――」(以下、『課題と要求』)について、その内容を簡潔に話しました。『課題と要求』は、2013年11月20日に在来線の存続、地域の振興・発展をめざす地域の会連絡会が公表したものです。
 冒頭「『課題と要求』の視点――新潟県の特殊性について」次の5点を話しました。

(1) 県都(県庁所在地)を通過しない
 県都から離れたところでの運動
 県都との交通――並行在来線ではないが
(2) 並行在来線といいながら「並行」していない
 JR、北急、トキ鉄が混在
(3) 住民の足ではなく、「リゾート列車」をめざすという経営姿勢
 嶋津社長の姿勢。泉田県知事も。
 住民の足という視点がない
(4) 支援金830億円の問題
 国からの支援だが、
(5) 他県(の会社)と協力しようとしない
 新潟県当局もえちごトキめき鉄道もということ

 つづいて『課題と要求』について、中心点を話しました。

 「討論と交流」では、報告をさらに深めることができました。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-01-26 12:31 | ●三市連絡会 | Comments(0)