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2014年 03月 02日
20140302 「定本 黒部の山賊 アルプスの怪」
 2月27日配信の「週間ヤマケイ」の末尾、「新刊情報」に「定本 黒部の山賊」が載っていました。表紙画像とともに「担当編集者より」というコメントがついていました。

 担当編集者より:山岳名著の主要な作品は、文庫等でかなり復刻されていますが、読みにくかった名著の一冊が『黒部の山賊』です。昭和39年に実業之日本社から刊行され、その後、新版も刊行されましたが、近年は、著者の伊藤正一氏の経営する三俣山荘などの山小屋とそのウェブサイトだけで購入できる状態でした。にもかかわらず、「おもしろい」との噂が噂を呼び、若い登山者からも高い関心を集めて山小屋まで本を買いに行く人が続出、古本市場でも高値がついていました。今回、この雲上のベストセラーを、旧版になかったお話や写真を盛り込んで、装丁も新たに、『定本 黒部の山賊』として復刊しました。面白さは保証付き、この「嘘のようなほんとうの話」をお楽しみください。(勝峰富雄/山岳自然図書出版部・副部長)
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 私も以前から「読んでみたい」と思っていましたので、その日のうちに発注しました。

 昨日3月1日、集会から戻ってくると、届いていました。早速梱包を開けて取り出しました。そして読み始めました。一気に引き込まれ、夕食も忘れるほどでした。

1 山賊たちとの出会い
2 山賊との奇妙な生活
3 埋蔵金に憑かれた男たち
4 山のバケモノたち
5 山の遭難事件と登山者
6 山小屋生活あれこれ
7 その後の山賊たち
補遺 遭難者のお礼参り
寄稿 はるかなる黒部
寄稿 そして現在の黒部源流部と雲ノ平へ

 「3 埋蔵金に憑かれた男たち」まで読んで、とりあえずやめました。

 著者の伊藤正一さんは、三俣山荘など黒部現流域の山小屋の経営者です。そして日本勤労者山岳連盟の創立者の一人でもあります。
 私が日本勤労者山岳連盟の副会長をしていた頃、総会の席などでお会いしたことがありましたが、「雲の上の人」という感じでした。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-03-02 10:07 | ●本・新聞を読んで | Comments(0)