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2014年 07月 20日
20140720 笹ヶ峰遊歩道を歩いてきた
 やっと広がった晴れ間。笹ヶ峰牧場を一周する遊歩道を歩いてきた。
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 少し早めの昼食を「高沢そば」で摂り、杉野沢の集落内を登って、笹ヶ峰に向かった。連休に入ったためか、昼過ぎだというのに車が結構多い。西野発電所入口から左折して、グリーンハウス前の駐車場に車を停める。たくさん車が停まっていて、食堂から大きな陽気な声が外に流れ出ていた。
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 この遊歩道、前に来たときは、砂利と土だったが、木質チップが敷かれて歩きやすくなっていた。遊歩道に沿って有刺鉄線が張られている。というか、遊歩道に牛が入ってこないように、遊歩道が有刺鉄線で囲われているといった方が良い。その有刺鉄線の「外」に牛たちがゆっくりと寝そべっていた。
20140720 笹ヶ峰遊歩道を歩いてきた_b0013099_12374884.jpg 久々の陽あたりからだろうか、何種類かのヒョウモンチョウが群れになって飛んでいる。高田高校生物部にいた頃、よく笹ヶ峰に採集に来た。「その頃は、キャンプ場に行くとはいわず笹ヶ峰牧場に行くと言ったんだよね」。今はキャンプ場になっている所にも当時は牛が放牧されていて、キャンプの食料を食べられたなんてことがあったものだ。
20140720 笹ヶ峰遊歩道を歩いてきた_b0013099_12384741.jpg 柳の葉にメスグロヒョウモンがいた。交尾の真っ最中。邪魔しないように写真を撮った。この蝶は、裏面だけ見ていれば「茶色」と「緑色」の違いはあれ、同じように見える。ところが表面を見ると、「これが本当に同じ蝶のオスとメスか」と目を疑うほどだ。オスはヒョウモンだが、メスは黒地に白い斑点模様だからだ。
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 宇棚の清水は、妙高外輪山を伏流してきた水が、滾々と湧き出している場所だ。草原での暑さを忘れさせてくれる。美味い水を一杯いただく。
 すぐ右上に牧場管理事務所の建物が見える。「あのすぐ上を車道が通っているんだよね」
 女性ランナーが一人、軽快に走り去っていった。
20140720 笹ヶ峰遊歩道を歩いてきた_b0013099_12405862.jpg 笹ヶ峰神社は、牧場内では珍しい「鬱蒼とした」林の中にある。鳥居の奥に小さな祠が一つある。「まつりかねえ」。鳥居の横の幟が風にはためいていた。
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 この先のトクサ沢で左折する。沢といっても水の音がしない枯れ沢だ。この沢が牧場とキャンプ場を大きく仕切っている。左折すると道は緩やかだがどんどん下っていく。800mほどで50mも下った。
 小さな広場があって丁字路になっている。右へ行けば、トクサ沢を渡って笹ヶ峰ダムに行ける。左折する。草原から樹林帯の道に変わる。道は湿っていて植相が変わる。所々に小川が横切っていて、大きなミズバショウの葉が茂っていた。
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 やがて開けた清水ヶ池に出る。宇棚の清水からの水を堰き止めた池だ。釣り人がいた。

 「釣れましたか」
 「ニジマスですね。イワナいるんですけど、かかりませんね」
 「そうですか」
 「必要なだけ持って、あとはリリースします」

 そういって魚籠を空けていた。
20140720 笹ヶ峰遊歩道を歩いてきた_b0013099_1245486.jpg ここで遊歩道はドイツトウヒの森と分かれる。佐久長世高校の練習看板に導かれてグリーンハウスに戻る。

 時間が早いので、笹ヶ峰ダムに行く。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-07-20 20:14 | ●登山 | Comments(0)