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2014年 07月 29日
20140729 指定避難所の運営等の事前打ち合わせ会
 春から指定避難所の見直しが行われている。市では8月15日付で新しい指定避難所体制に移行するとしている。その新しい体制に移行した際、避難所をどう運営するのかが大きな課題である。運営等の事前打ち合わせ会が、指定避難所の一つである北城高校で行われた。ここを避難所とする6つの町内会長や防災担当者が集まった。
 市の考えでは、きわめて機械的に学区を基準にしていて、当町の場合、東本町小学校と城北中学校が指定避難所になっている。しかし、東本町5丁目は両学区の外れに位置していて、両校へは2kmもの距離があり、避難するには問題が多い。特に高齢者や身体の不自由な人たちはムリである。そのため、災害の種類によって避難場所が違ってくる。

 地震はもっとも近い北城高校。
 大規模火災は稲田橋を渡ってすぐの稲田小学校グラウンド。
 水害の場合は、町全体が比較的高いところにあるので、自宅の二階。

 それで、いくつかの事前打ち合わせ会に出席しなければならない。

 あらためて「指定避難所」「緊急指定避難場所」についての説明があり、「避難所情報台帳」に基づいて説明があった。
 「指定避難所」のカギは、最寄りの町内会長宅にも置かれているのだが、その町内会長から「いつでも必ずいるわけではないので、複数の所に置いておく必要があるのではないか」という意見が出された。もっともなことだと思った。

 当町でもそうだが、ほとんどの町内会・自主防災組織で、「災害時の参集基準」が定められていない。これは至急定める必要があると思った。

 実際に災害が起きたことを想定しての意見交換の中で、「仮設トイレを設置した方がよいのではないか」という話が出てきた。しかし、水道などのライフラインが遮断されたり、仮設トイレを運ぶ道路の寸断や車両そのものの確保ができるのかなどいろいろな意見が出された。「てきることからゆっていくしかない」ということに落ち着いた。
 やはり集まって話してみると、いろんな意見や疑問が出されるものだ。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-07-29 18:34 | 市政の諸問題 | Comments(0)