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2015年 10月 29日
20151029 ダブルスタンダード(二重基準)
 何のことかというと、オスプレイ訓練の佐賀移転に関して、菅義偉官房長官は28日の記者会見で、「地元了解得るのは当然」と述べたことである。沖縄の2紙が報じている。

 政府が米軍普天間飛行場所属の米輸送機MV22オスプレイを使用した米海兵隊の訓練拠点を佐賀空港に移転する計画を見送る方針との報道に「(配備には)地元の了解を得ることが当然だと思う」との考えを示した。政府が見送りの判断に、佐賀県知事らの反発を踏まえたとする報道を受けた質問に答えた。(沖縄タイムス)

 2012年に普天間にオスプレイが配備された際は、仲井真弘多知事(当時)と全県議、全市町村長、全市町村議会議長が反対したにもかかわらず強行配備した。「地元の了解」について政府の対応の二重基準が問題になりそうだ。(琉球新報)

 「普天間」配備をめぐっては2012年9月、10万人規模の配備反対県民大会が開催されたが同10月に強行配備。翌年1月には全41市町村長らが安倍晋三首相に撤回を求める「建白書」を渡したが、一顧だにされなかった。(沖縄タイムス)


菅氏「地元了解得るのは当然」 オスプレイ訓練佐賀移転(琉球新報 2015年10月29日 09:51)
佐賀オスプレイ見送り報道 沖縄との差に知事あ然(沖縄タイムス 2015年10月29日 08:31)



by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2015-10-29 11:45 | ●本・新聞を読んで | Comments(0)