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2005年 05月 16日
20050516 ワークシェアリング型入札制度
 総務常任委員協議会が開かれ、「大規模工事におけるワークシェアリング型入札制度」について議論されました。12日の新潟日報で報道されたことから、議題に追加されたものです。

 ワークシェアリング型入札制度とは何か。公共工事の絶対量が減少してきていることから、それらの受注を一部企業に集中させず、平準化しようという考えのもとで提案された制度です。具体的には、ある工事の入札に際し、それ以前(一定期間)の同種の工事を受注していた企業を入札に参加させず排除するという制度です。私は、受注を分散させるという点で、積極的な意味を持っていると考えています。

 何が問題とされたのか。
①制度の導入について、議会に報告せず実施したこと
②制度導入(2005年4月1日)の2年前に遡って適用すること

 協議会では、三上部長の説明に対して、田村議員が最初に質問しました。その内容は、議会に報告せずに実施したことと、この制度を「悪い制度」ととらえての議論でした。
 私は、「制度そのものの積極的な意義」について述べ、「しかし、良い制度であっても運用を誤ると悪い制度に転化します。これはその典型です。」と指摘し、4月1日以降に受注した企業を排除するように改めることを求めました。
 続いて質問した山岸議員は、田村議員の質問を引き継いで質問する予定だったようですが、私の質問を受けて、急きょ質問の内容を変えたようです。盛んに「杉本議員も言ったが・・・」と言っていました。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2005-05-16 23:00 | 市政の諸問題 | Comments(0)