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2005年 08月 06日
20050806 農村議員連盟の視察
 市議会の農村議員連盟の活性化部会で、松之山の「キョロロ」に行ってきました。上越市と十日町市とが協力して進めている「越後田舎体験」の話を聞くためです。この事業を進めているのは、「(財)ゆきだるま財団」です。安塚町の元町長でこの財団の設立に深く関わった矢野学議員から設立時の話を聞き、現在中心になって活動している小林さんから現状を聞きました。一応順調にいっているようです。インストラクターの教育訓練と民泊先との協力がカギだといっていました。都会地の学校などを訪問して需要を開拓してきたスタッフの努力があっての到達だとも思いました。

 ところでこの「キョロロ」。松之山町の時代にその建設をめぐって激論がたたかわされました。いわゆる「展示・体験施設」です。概観はへびを模した「鉄のかたまり」です。中に入っても、「松之山らしさ」が何にも感じられません。矢野議員が「木が使われていない」といっていましたが、同感です。どこにも「木のぬくもり」がないのです。どこにでもあるような機能最優先の展示施設だと思いました。
 「キョロロ」の中では志賀先生の蝶の標本を展示していました。施設の周辺には、オニヤンマが飛んでいましたが、蝶が見当たりませんでした。熱さでダウンしているわけではないでしょう。松之山にもたくさんの蝶はいるはずですが、私には不思議な光景に見えました。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2005-08-06 22:31 | 市政の諸問題 | Comments(0)