人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 20060322 県災害救助条...      20060319 上越生活と健... >>

2006年 03月 20日
20060320 一般質問はじまる
 今日から一般質問です。私は5番目に登壇し、3つの問題(質問通告をご覧下さい)を市長に質問しました。今議会の質問通告者は35名で、一日9人づつ、24日まで論戦が繰りひろげられます。

 大型店の出店の問題と進出企業の撤退の問題では、福島県での条例制定や政府が今国会に都市計画法などの改正案を上程したことなどを受け、全国有数の大型店立地都市である上越市で、どうしていくのかが問われています。市長が、「これ以上の出店は好ましくない」というのであれば、独自に出店を規制する必要があるのではないかというのが、私の問題提起です。
 市長の答弁は、「国の法律の範囲を超えての規制はできない」の一点張りでした。この背景には、「商業振興のためには、大型店の出店が必要だ」という考えが横たわっていると思いました。また、私の提起は、「まちづくりをどう進めていくのか」という観点からのものでしたが、市の姿勢は、あくまでも「商業振興」という観点から抜け出ようとしませんでした。
 この二つの問題で今回新たに提起したのは、「撤退にどう対処するか」という問題です。今までの大型店の出店は、行政のまちづくり計画に反して出店してきています。出店後の状況にあわせて、まちづくり計画を「見直し」ているわけですが、それが一転、今度は撤退、閉鎖、縮小ということになると、またまたまちづくり計画が狂ってしまうわけです。行政が自ら立てた計画に従わせる手立てを考えなければ、いつも計画破壊が横行するということになります。
 ジャスコが本町5丁目のいづもやから土橋に移転して中心市街地の疲弊きっかけをつくりましたし、長崎屋の撤退がそれに拍車をかけました。直江津ではイトーヨーカドーの撤退のうわさがあります。ナルスが原信に吸収されて、店舗の整理が行われるのは必定でしょう。これに何も手を打てないできたし、これからも打たないとしたら、行政がまち破壊に手を貸したといわれても仕方がありません。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2006-03-20 22:23 | 市政の諸問題