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2007年 12月 11日
20071211 何が何でも民間委託――学校給食
 仲田議員の一般質間―新潟労働局が教育委員会に行った指導について―に対する教育長の答弁で、何が何でも学校給食の民間委託を進めようという姿勢が明らかになりました。
 市教委は学校給食調理員を民間委託する方針を策定し、十分な論議や準備がないまま、城北中での「試行」をはじめました。そして「試行の検証を行った後、20年度にはさらに4校に広める計画を明らかにしています。
 今回の労働局の指導は、城北中での委託が請負契約であるのに、労働者派遣のように扱っていた―いわゆる偽装請負―と指適されたものです。行政が法令違反を犯していたとして改善を求められたものです。
 指導に対して、改善するごとはもちろん、本来ならば、振り返って「民間委託の是非」を再検討すべきだと思うのです。ところが教育長の答弁では、「労働者派遣を検討する」というのですから、労働局の指導に対する反省が全く見られません。「偽装請負と疑われたのなら、派遣そのものにしてしまえ」というわけです。「偽装請負が違反なら、法改正して違反でなくすればいい」という大企業と同じ発想です。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2007-12-11 13:13 | 市政の諸問題 | Comments(0)