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2014年 01月 14日
20140114 「桁違い」なんてもんじゃあないですね
 福島第1原発の井戸で最高値240万ベクレルだというのです。「法定基準は1リットル当たり30ベクレル」などとは、「桁違い」なんてもんじゃあないですね。「極めて高濃度の汚染水」の垂れ流しです。

井戸で最高値240万ベクレル 福島第1原発、上昇続く(共同通信 2014/01/14 20:33)


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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-01-14 23:48 | ●本・新聞を読んで | Comments(0)
2013年 09月 19日
20130919 うすければ良いのか-汚染水排出
 16日の台風18号の豪雨は、福島原発にも降り注ぎました。

福島第一、汚染水タンク周囲の水放出 台風で緊急措置
 東京電力は16日午後、台風18号の大雨で、福島第一原発で汚染水をためているタンク周囲の堰(せき)の内側にたまった水を放出した。ストロンチウムなどの濃度が法で定める放出限度(1リットルあたり30ベクレル)より低いといい、緊急措置と説明している。(朝日新聞 2013年9月16日21時55分)

 「台風で緊急措置」だから仕方がなかった、放出限度よりも低かったからという感じの記事ですね。ところが地元の福島民友新聞はやはり、ちょっと違いますね。

排出雨水の総量1130トン 放射性物質885万ベクレル
 東京電力は17日、台風18号による大雨の影響で、福島第1原発の地上タンク群7カ所を囲む漏水防止用のコンクリート堰(せき)から16日に排出した水の総量は約1130トンだったと発表した。排出した水に含まれたストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の量は推定885万ベクレルに上る。排出の際、東電は県や地元漁業関係者から事前に承諾を得ていなかったことも判明。放射性セシウムなど透過力の強いガンマ線を計測しなかった対応と併せ、排出基準の曖昧さに批判が強まっている。(2013年9月18日 福島民友ニュース)

 「885万ベクレル」というのは、すごい量ですよね。「ベータ線を出す放射性物質は最大値で1リットル当たり24ベクレル」(福島民友)ですが、「放射性物質の濃度は1リットルあたり8~24ベクレル」(朝日新聞)ですから、ちょっと計算してみればすぐに分かります。

8ベクレル/リットル×1130×1000リットル=904万ベクレル

 アレッ、最低の8ベクレルでも904万ベクレルも放出したことになりますね。桁違いしていないよね。そうすると東電が発表した「885万ベクレル」ってどういう計算なのだ?逆算してみると

885万ベクレル÷113万リットル=885÷113ベクレル/リットル=7.8ベクレル/リットル

 アレレッ、東電が発表した「放射性物質の濃度は1リットルあたり8~24ベクレル」の最低値8ベクレルよりも低いじゃあないですか。また、東京電力は「低め」のゴマカシ数値を発表したのかな・・・。

排出雨水の総量1130トン 放射性物質885万ベクレル(2013年9月18日 福島民友ニュース)
福島第一、汚染水タンク周囲の水放出 台風で緊急措置(朝日新聞 2013年9月16日21時55分)
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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2013-09-19 06:46 | ●本・新聞を読んで | Comments(0)
2013年 09月 11日
20130911 「総理を辞めたので・・・」がオチかな
 安倍晋三首相の国際オリンピック委員会(IOC)総会での発言が、波紋を広げています。
 どこをどう見ても「東京電力福島第1原発の状況はコントロールされている」とはいえないし、「汚染水の影響は福島第1原発の港湾内の0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」状況でもありません。ましてや何を根拠に「健康問題は現在も将来もまったく問題ない」といえるのか、何も根拠が示されていませんね。

 「47NEWS」の「【2020年五輪】汚染水解決を国際公約 首相、実現に重責」という記事に対するコメントを読みました。

原因も対策もまだ分からないのに
完全にコントロールなんて 言ったらだめなんじゃないかな
投稿者 匿名 : 2013年09月10日 09:09

平均在任期間が2年2ヶ月の日本の総理大臣が汚染水解決を国際公約として全世界に配信・・・何でも斜めに見てる訳じゃないけど、なんだかな~
投稿者 匿名 : 2013年09月09日 15:16

 その通りですよね。

 「ずっと総理を続けていれば解決したのですが、辞めてしまったので、解決できませんでした」

ってのが、オチかなと思いました。この手の政治家は、絶対に責任は取りませんから(というか、責任など考えてもいない)。

【2020年五輪】汚染水解決を国際公約 首相、実現に重責(共同通信 2013/09/09 10:37)

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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2013-09-11 11:41 | 国の政治 | Comments(0)
2013年 08月 07日
20130807 「福島第1原発、トリチウム流出か」
 福島第一原発でトリチウムが流出していることが、8月3日の新聞でいっせいに報道された。

トリチウム数十兆ベクレル流出か 福島第1原発の汚染水
 福島第1原発の汚染水が海に流出している問題で、東京電力は2日、2011年5月以降に汚染水に含まれて流出した放射性物質のトリチウムの量が20兆~40兆ベクレルに上るとの試算を明らかにした。原子力規制委員会で開かれた汚染水対策を検討する作業部会に報告した。(共同通信 2013/08/02 20:04)

 トリチウムというのは「3重水素」のこと。通常の水素は陽子1個の回りを電子1個が取り囲んでいるが、トリチウムは陽子1個に中性子2個で構成されている。それで重さが通常の水素の3倍になっている。性質は水素と同じで、酸素と結合して「重水」として存在している。
 トリチウムは自然界にも微量存在するが、原発稼動によって人工的に大量に放出されるようになった。
 トリチウムは弱いβ線を放出(β崩壊)してヘリウム3に変わっていく。その半減期は約12.3年といわれている。40兆個のトリチウムが半分の20兆個になるのに12.3年かかるということである。
 トリチウムは「水」として人体に吸収されるが、β崩壊でヘリウムに変わると、もはや「水」としては存在できなくなる。このことが人体にどんな影響を及ぼすかが、問題である。β崩壊する前に体外に排泄されれば問題ないのだが・・・。

トリチウム数十兆ベクレル流出か 福島第1原発の汚染水(共同通信 2013/08/02 20:04)
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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2013-08-07 21:57 | ●本・新聞を読んで | Comments(0)
2013年 07月 24日
20130724 次から次へ、自民党の驕り
 今度は細田幹事長代行である。今日24日の『しんぶん赤旗』が報じている。

「原発推進 世界中言ってる 福島の不幸でやめられない」
 番組(22日夜、BSフジ)で細田氏は、「日本はいまガラパゴス化している。もちろん福島の原発事故があったんですけれど」「原子力発電を推進しようって、みんな世界中が言っているんですよ」などと繰り返し、原発廃炉を進めれば原発推進の「世界中の潮流」から取り残されると強調しました。
 さらに、「日本は事故が起こったために残念ながら、(原発の)安全性に対して非常に大きな疑問が生じた」と続け、「もちろん福島の不幸はあったけれども、それで全部やめてしまおうという議論を前提にやることは、やっぱりとても耐え難い苦痛を将来の日本国民に与えると逆に思いますね」と述べました。

 この人たちは、福島の被災者のことなんか、ちっとも考えていないんだね。

「原発推進 世界中言ってる 福島の不幸でやめられない」(『しんぶん赤旗』2013年7月24日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-24/2013072401_04_1.html

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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2013-07-24 12:56 | ●本・新聞を読んで | Comments(0)
2013年 04月 10日
20130410 東電の汚染水貯蔵計画は破綻-東京新聞
 朝日新聞と違って東京新聞の記事は素直だ。

 福島第一 汚染水計画破綻 貯水池構造上の欠陥
 東京電力福島第一原発の地下貯水池で相次いでいる汚染水漏れ事故で九日、三件目の水漏れが起きた。池に構造的な欠陥があるのは明らかで、東電の汚染水貯蔵計画は破綻した。

 そう「東電の汚染水貯蔵計画は破綻した」のだ。東電自体がまずそのことを認める必要がある。そして政府もだ。
 マスコミ(特に、朝日新聞)はもうこの辺で、権力迎合をやめて、事実を率直に国民に知らせるべきである。
b0013099_22275845.jpg
東京新聞の記事にある説明図
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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2013-04-10 22:27 | ●本・新聞を読んで | Comments(0)
2013年 04月 10日
20130410 すでに破綻している原発汚染水の貯蔵
 「原発隣接地帯から:脱原発を考えるブログ」「結局ダダ漏れ、福島放射能汚染水」という記事を掲載している。朝日新聞の記事について

 う~ん、朝日新聞、ちょっと悠長過ぎないか~。

と言っているが、本当に悠長すぎると思う。その根には「原発を動かして欲しい」という願望があるのではないか?淡い期待だと思うのだが・・・。
 原発汚染水の貯蔵はすでに破綻しているのだ。
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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2013-04-10 22:18 | 国の政治 | Comments(0)
2013年 03月 22日
20130322 柏崎刈羽原発で事故が起きた場合の被災予想地図
 中川なおみ氏(日本共産党佐渡市議)のブログ「明日は、どうかな~?!」の、表題に「・・むむむむむ、、、」というのがあった。3月20日の記事である。のぞいてみた。
 中川議員が、一般質問のために収集した資料地図が載っていた。何ともショッキングな地図である。「「原発隣接地帯から:脱原発を考えるブログ」さんのものです。」とあるので、そちらに飛んでみた。

 「【放射性ヨウ素131の拡散】柏崎刈羽原発だったら」というものが、風向きなどを考慮して8事例掲載されている。

 福島原発事故の際の放射性ヨウ素131による汚染状況図ならびに、放射能雲の広がり、非常に広大な地域に及ぶ放射能汚染の可能性を示唆しています(滝川雅之氏・鶴田治雄氏・岡野眞治氏の作成されたシミュレーション・・・NHKスペシャル「シリーズ東日本大震災 空白の初期被ばく~消えたヨウ素131を追う~」1月12日午後9時00分~10時13分 放送で紹介)。
 当ブログでは、汚染状況図と、ある一時点での放射能雲の広がり状況を重ね合わせた図など作成し、季節風との関係を考えてみたりしてみました。
 さてそこで、他の原発で重大事故が起きた場合どうなるのか、この時の“汚染状況+一時点での放射能雲の広がり”図を、他の原発に重ねてみることにします。

ということで作成された地図だという。さらに「【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】柏崎刈羽原発」が13例載っている。

 柏崎刈羽原発、この原発が福島級の事故を起こしたらどうなるのでしょうか。ウクライナ基準ではどこが避難しなければならないことになるのか、検討してみます。
 チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」です。

 図の作者は次のようにコメントしているが、いずれの場合も、わが上越市はたいへん危険な状況に置かれる場合があるという図である。

 “放射能雲の広がり”は、あくまで2011年3月15日10時時点のもので、ゆらゆらたなびき広がる一瞬の姿ですから、「あ~、このあたりに放射能雲が掛かることもあるのだな」程度の意味ですが、気象・地形その他の条件によっては、このあたりまでホットスポットができる可能性があるということになるでしょう。また、汚染物質を含んだ気体は、一様に薄まるのではなく、濃いところと薄いところがマーブル状になって広がりますから、ちょうどピッタリのタイミングで、濃いところを吸い込めば、それなりの被曝をする可能性もあることになります。

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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2013-03-22 16:51 | 国の政治 | Comments(0)
2011年 11月 14日
20111112 講演会「子どもたちを放射能から守るために」
 午後、上越9条の会の講演会「子どもたちを放射能から守るために」があり、聴きに行ってきた。参加者は40名程度だったろうか。年配者も多かったが、それなりに若い人も来ていた。講師は、関根征士新潟大学名誉教授。関根先生は、光源学・光放射応用学が専門で、電磁波の専門家でもある。そんな先生の話を聞くことができた。

 6ページにわたる詳細なレジュメが配布された。その主な項目を示す。
1.東日本大震災・巨大津波と東電・福島第一原発の過酷事故
2.広島の原爆による被爆の実相とチェルノブイリ原発事故による健康障害
3.福島の子どもたちの放射線被爆
4.平均値作用の外部被爆と局所作用の内部被爆
5.「確定的」影響による急性放射線障害と「確率的」影響による晩発性放射線障害
6.緩過ぎる日本の暫定値規制
7.原子力推進の国際放射線防護委員会(ICRP)
8.原発の期限は潜水艦用原子炉
9.東電・柏崎刈羽原発
10.おわりに


 1986年のチェルノブイリ原発事故の影響として次のように話された。
 「全ての年齢では甲状腺癌が事故前(13年間)に比べて事故後(13年間)は6.4倍に増加した。0~18歳では58倍、小児では100倍以上に増加していて、広島の被爆者と同様に、被爆時の年齢が低いほど甲状腺癌の発症率が高い。福島の子どもたちの被爆状況調査がどうしても必要なのです。

 内部被爆と外部被爆の違いや、どの臓器が放射線感受性が高いかなどを分かりやすく、詳しく話され、日本の規制値が諸外国に比べて桁違いに緩いことを告発された。
 柏崎刈羽原発が2007年7月から4年以上経っているにもかかわらず、当時運転中だった2・3・4・7号機の内、再稼動したのは最新の7号機だけで残りの3機は「耐震強化工事中」「系統機能試験中」で未だに再稼動できないでいる。これは重要な指摘だと思った。
 「系統機能試験中の3号機の再稼動が近々問題になるが、これは県政の大問題でもあり、来秋の県知事選の重要争点になるだろう」といわれたが、その通りだと思った。
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by toshihiro_sugimot | 2011-11-14 12:14 | 県政の諸問題 | Comments(0)
2011年 10月 07日
20111006 にいがた自治体研究所
 今日(6日)は、にいがた自治体研究所の常任理事会でした。
 前半は、新潟大学農学部の野中昌典教授の講演。福島第一原発事故の影響について詳しく話を聞きました。土壌汚染の問題は、非常に深刻です。簡単に「除染」といっていますが、生易しい問題ではないと思いました。
 後半は、29日の自治体学校の運営などについての報告と議論でした。また、泉田県政を分析した文書を作成することになりました。
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by toshihiro_sugimot | 2011-10-07 09:44 | 自治研関係 | Comments(0)