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2009年 07月 23日
20090723 日本共産党幹部会声明
 日本共産党は、都議選の結果を受け、総選挙に臨む方針を「幹部会声明」という形で16日に発表した。17日の『しんぶん赤旗』に掲載されたものを読んだ。

 「声明」の表題は「自公政権を退場に追い込む決定的な“審判”をくだし、新しい日本の進路の“選択”にふみだす選挙に」である。
 そして現在の状況・総選挙の意義を「自公政権に退場を求め、「新しい政治の中身を探求する時代」」と位置付けている。「自公政権に退場を求め」というのは赤旗号外や後援会ニュースを配っていて肌で感じる。
 次に、「こうしたもとでおこなわれる歴史的な総選挙で、日本共産党は、国民につぎの“審判”と“選択”を訴えてたたかいます。」と述べ、第一に「日本共産党を伸ばし、自公政権を終わらせる決定的な“審判”を」と訴えている。自公「政権がこれ以上続くことは、国民にとって百害あって一利なしです。主権者・国民の手で自公政権を終焉(しゅうえん)させることが、日本の政治を前向きに変化させる大きな契機となることは、明瞭(めいりょう)です。」今度の総選挙はそういう選挙なのだ。
 「いま一つ、私たちは、自公政権を終わらせた後に、それに代わってどのような新しい政治をつくるのか、21世紀の日本の「進むべき道」の“選択”」が問われる選挙だと述べている。ここが大事な所だと思う。「21世紀の日本の「進むべき道」として、つぎの二つの「旗印」を高く掲げ」るとしている。
 第一は、国民の生活と権利を守る「ルールある経済社会」を築く。そのために異常な財界・大企業中心の政治を転換することです。
 第二は、憲法9条を生かし、世界とアジアの平和に貢献する「自主・自立の平和外交」に転換する。そのために異常な「軍事同盟絶対」の政治から脱却することです。

 その上で、「建設的野党として三つの仕事にとりくむ」という。
 第一に、国民の切実な要求を実現する立場で、政策要求を積極的に提起し、課題ごとに一致点で協力し、政治を前に動かす「推進者」の仕事を果たします。
 第二に、消費税増税の志向、憲法改定の推進、衆院比例部分の削減など、すでに民主党が表明している危険な諸政策を具体化する動きがおこったさいには、それを許さない「防波堤」となって力をつくします。
 第三に、「国民が主人公」の立場にたった民主的政権――民主連合政府をつくるための国民的共同を探求、前進させるために力をつくします。


by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2009-07-23 22:33 | 日本共産党 | Comments(0)