人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 20091125 中ノ俣で懇談会      20091123 法要に兄妹が集まる >>

2009年 11月 24日
20091124 地域連絡会の役員会で
 並行在来線問題を考える、糸魚川、妙高、直江津・頚城の会に三市連絡会が加わって「地域連絡会」が発足したが、その第一回の役員会が春日謙信交流館で開かれ、出席した。
 「泉田県知事の発言や行動をどう考えるか」が話題になった。私は次のように考えている。

1.基本的には並行在来線に関わりたくないのではないか。新幹線のことは取り上げても並行在来線には触れない、触れたがらない。
2.並行在来線の対策、展望を描けないのではないか。それで県民の目をそらすために、「全列車停車」とか「説明がないので負担金を払わない」とかを声高に叫んでいるように見える。
3.並行在来線をめぐる動きが、「政府・与党合意見直し」の方向に動いているが、これに抵抗しているように見える。「見直し」は即ち「JRと国が並行在来線の運営に関与する」ことを求めることになるが、「株主訴訟」を盾にJRの責任を回避しようとしている。
4.先日の学習会でも「県境問題」がクローズアップした。この問題では新潟県が要の役割を果たさなければならないのに、現状は足を引っ張っている。新潟県だけが置き去りにされる危険性がある。

 事務局から、「筒井信隆議員を窓口にして、政府・国土交通省と民主党に要請に行く」との提案があった。筒井議員は、1日の学習会での来賓挨拶の中で「並行在来線を守るために頑張る」といっている。しかし、民主党そのものがその方向にはなっていない。「筒井議員への要請」てはなく「筒井議員を窓口にして」というのが良い。
 参加者から「県知事にも直接要請に行くべきでは」との提案があり、こちらは「小山・梅谷両県議に段取りをお願いしよう」ということになった。
 日程が許せば参加したい。

 7日の学習会の時に、新潟市の人たちに話したことを、この席でも話してみた。
 今ほくほく線の「特急はくたか」には新潟行きの「とき」が接続しているが、「谷川」が「はくたか」に接続するようにしたとすると、新潟まで行く「とき」は大幅に減便することができる。「上越新幹線の枝線化」がいわれているが、東京から8両編成や10両編成できた「とき」の乗客の大部分は、6両編成の「はくたか」を満杯にして富山・金沢方面へ行く。現状がすでに「枝線」であり、カラの列車が走っているという認識がないのだろう。

by toshihiro_sugimot | 2009-11-24 22:10 | ●三市連絡会 | Comments(0)