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2010年 12月 24日
20101224 志位さんの綱領教室の講義を見ました
 21日に行われた「綱領・古典の連続教室」の第2回目は、志位委員長の綱領についての講義でした。今日何人かで、録画したものを焼いたDVDを使って視聴しました。

 志位さんはまず、「なぜ綱領を学ぶのか」という話からはじめました。「他の政党と比べてみると」という話が面白かった。
 綱領を持たない民主党は「綱領を学んでみようがない」
 自民党の「政綱」は、「目次のよう」で中身が書かれていない
 公明党の綱領はくるくる変わってきたが、池田大作氏の指示を忠実に守ることは変わらない

 共通するのは、綱領を大事にしていないということ。わが党のように1年間かけて学ぼうとはならないような代物だということがわかりました。
 アジア政党国際会議に出席した話は、初め「エッ」とちょっと違和感がありましたが、次第に引き込まれ、綱領が示す「世界的な広い視野で」の活動の一つだと理解できました。
 そしてわが党綱領は、未来社会への主観的な願望を述べたものではなく、社会発展の法則に基づいて日本社会がどう発展していくのかを解明しているということが、大事な点だと思いました。

 第1章に移り、「綱領がなぜ戦前から始まるか」について、二つの点が強調されました。
 一つは、「ここに日本共産党立党の原点があるからだ」ということです。戦前の暗黒政治の下で、多くの先輩党員たちが弾圧に屈せずたたかった話、その中で小林多喜二の生き方が語られました。
 もう一つは、「戦前の問題が今日の問題につながっている」ということです。尖閣、竹島、千島という三つの領土問題がなぜ解決しないのか。志位委員長は、その根底には、「過去の歴史の過ちへの反省の欠如がある」と力説しました。先日地元の党支部の会議で、千島問題について学習しましたが、自民党政権だけでなく民主党政権に代わっても、変わらないのはこの点だと思います。侵略戦争への反省がないから、平和的に確定した固有の領土と、戦争で強奪した土地との区別がつかず、ごちゃ混ぜにした誤った対応をせざるをえないのだと思います。

 この教室、古典でも綱領でもこの先どんな展開になるのか、楽しみですね。

by toshihiro_sugimot | 2010-12-24 23:48 | 日本共産党 | Comments(0)