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2011年 08月 26日
20110826 同趣旨の複数の自主審議提案をどう取り扱うか
 22日、高田区地域協議会の月例会議が開かれました。この会議に「自主審議」として、同趣旨の二つの提案が出されました。

 最初に示された事務局の考えは、「今回は、行政への質問にとどめ、自主審議事項として採択するか否かは、次回会議で決める」というものでした。しかし実際の会議の進展は、自主審議事項と決めていないにもかかわらず、決めたかのような実質審議の様相でした。そこで次のように発言しました。

 自主審議として取り上げるか否かは次回会議ということでしたが、今までの議論を見ていると、実質審議だと思います。これ以上議論するのであれば、まず自主審議として採択すべきです。

 事務局の見解は、「二つの提案を一つにまとめるのかどうかを、まず決めていただきたい」というものでした。すでに二つの提案が出されているのですから、「これはおかしいな」と思いました。次のように提案しました。

 同趣旨の二つの提案が事務局に示され、事務局として一本化するよう話したけれど、「ニュアンスが違う」ということで、別々の議題として今協議会に提案されました。二つの議案はそれぞれに自主審議事項とするかどうか決めるべきです。その上で、審議の過程で、「一本化しよう」ということになれば、そうすれば良いと思います。ですからまず、二つとも自主審議事項とするかどうか決めるべきです。
 今回はたまたま、「自主審議事項の決定は次回」ということなので、一本化の時間的余裕があります。通常は、提案されたその日に決定しますから、一本化する時間的余裕はありません。複数の提案それぞれに審議するかどうかを決めることになります。その審議の過程で、一本化するかどうかの議論になるのです。


 最終的に、次のように決めました。
1.同趣旨と思われる複数の提案が示された時、事務局は一本化するよう努力する。
2-1.一本化できれば、ひとつの提案として自主審議するかどうか諮る。
2-2.一本化できない場合、それぞれ自主審議するかどうかを議題として提出する。
3.議論の過程で一本化できるものなら、一本化する。即ち、一つの意見書として提出する。


 問題は単純なのです。「最終的に一つの意見書とするかどうか」ということです。それを事務局は、入口で一本化しなければならないと考えたのでしょう。議論というのは、臨機応変に、柔軟に進めなければなりませんね。

by toshihiro_sugimot | 2011-08-26 22:51 | ●地域協議会 | Comments(0)