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2012年 02月 11日
20120211 河原氏との思い出
 一番は何といっても、2009年の「信大学士山岳会創立60周年記念 アンナプルナサーキットトレッキング」だ。9月22日から10月19日までずっと一緒だった。同じテントに寝、ホテルも同じ部屋。出発前日の成田から帰国するまでの間、それこそ寝食をともにした。

 氏はこの数年前から山野草に興味を持ち、写真に撮っていた。動機を「若い頃は登るだけであまり興味がなかったが、定年になって山の楽しみ方を変えようと思った」「杉本が花の話をしていたのを思い出して、俺もやってみようと思った」といっていた。

 このトレッキングでは、花の話はもう完全に追い抜かれていた。彼は昔から「凝り性」というか、一度決めるとそれを突き詰めていくという性分があった。植物図鑑なども何冊も買い込んだ話もしてくれた。写真に撮った植物が手元の図鑑で同定できないと図書館にまで通って突き止めようとしていた。小生にはそんな根気はなかった。

 そんな彼と一緒だったから、このトレッキングは実に楽しいものだった。先を争って花の写真を撮りまくった。彼は「接写レンズ」を主に使っていた。だから花に、ぐっと近づいて撮るから、自然と良く観察するようになる。対して小生は「望遠レンズ」を多用する。遠くのものをアップで撮れるが、細かく特徴を把握することができない。こんな違いがあった。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2012-02-11 11:16 | ●歩み・思い出 | Comments(0)