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2014年 02月 21日
20140221 産業建設グループ集約の試行結果の公表と試行期間延長を行政に求める陳情書
 昼少し前に、くびき野地域問題研究会で上越市議会へ「産業建設グループ集約の試行結果の公表と試行期間延長を行政に求める陳情書」を提出してきました。

2014年1月21日

産業建設グループ集約の試行結果の公表と
試行期間延長を行政に求める陳情書

上越市議会
 議長 滝沢逸男 様

陳情者          
くびき野地域問題研究会
会長代理 後藤紀一
上越市大潟区雁子浜284

一 陳情の趣旨
 地域住民の福祉と暮らしを守り、向上させることは、地方自治体の重要な責務です。
 各区の産業建設グループは、各区のの産業育成や建設土木行政、とりわけ災害対策に大きな責任を負っており、各区ごとに置かれたグループの重要な職務の一つであります。さらに高齢化が進む中では、住民に密着したきめ細かな行政執行が求められています。
 この間上越市では、合併した13区の総合事務所に配置していた「産業建設グループ」をいくつかの総合事務所に集約するとして、試行を行ってきました。
 市が集約構想を発表して以来、各区の住民の間から、「住民の顔が見える行政執行ができるのか」「災害時の対応は大丈夫か」「豪雪時の除雪か心配だ」など、集約によって生じる事態に対する不安の声が出されております。地域協議会においてもそうした声が出されておりましたが、市は2014年4月から移行する方針で進めております。
 さて上越市は、産業建設グループの集約の試行を行ったのでありますが、いまだにその成果、効果についての検証が行われておらず、結果も公表されておりません。本実施に当たっては、まず試行の検証を行い、公表するべきです。
 産業建設グループは、各区の災害対策を担っております。集約によって生じる様々な問題を洗い出し、対策をとる必要があります。
 また今冬は、「大雪」の予想でしたが、今のところ「少雪」で推移しております。「少雪」の場合の除雪体制は、通常時とは大きく異なるものと思われます。このままでは通常時はもちろん、「大雪」の場合の除雪体制がどうなるのかの検証なしに集約されてしまうということになります。

二 陳情事項
 議会として、以下の項目について、市長に実行を求めること。
1.産業建設グループの集約の試行で、どのような成果・効果があったのかを市民に公表すること。
2.産業建設グループの集約によって、災害時や降雪時の除雪体制がどのように変化するのかを検証し、対策を立て、市民に公表すること。
3.それまでの間、産業建設グループの集約の試行期間を延長し、上記検証をしてからにすること。



by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-02-21 12:42 | 自治研関係 | Comments(0)