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2014年 04月 04日
20140404 角田山へ雪割草を見に
20140404 角田山へ雪割草を見に_b0013099_7571087.jpg 昨日3日、かねて、一度行ってみたいと思っていた角田山へ、雪割草を見に行ってきました。好天に恵まれた一日でした。
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 高速で燕三条まで行き、そこから登山口のじょんのび館へ。
 当初は五ケ峠に車を置いて登り、ほたるの里コースを下ってじょんのび館に降り、五ケ峠まで車を取りに行く予定でした。これだと車を取りに行く時、ずっと登りになってしまいます。それで、ほたるの里コースから登って、五ケ峠に下ることにしました。両コースとも3Km以上あり、比較的緩やかなコースです。
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 登山道に入るとすぐに、樹林の中に雪割草(オオミスミソウ)が、そこかしこに咲いています。色の変化が多く、まさに七変化です。その雪割草に混じって、ピンクのカタクリが、今を盛りと花を広げ、純白のキクザキイチゲが彩りを添えています。そなん花々を愛でながらの登山です。
 杉木立の中は、枯れた杉っ葉で覆われ、その上陽が当たらないためか、貧相ですね。それに比べ雑木林は、今は葉がありませんから、よく陽が当たり明るく、花もたくさん咲いています。そんな陽だまりの中を、ギフチョウが優雅に舞い、越冬したヒオドシチョウとルリタテハが活発に飛び交っていました。産卵して、一生を終える前の、命の営みです。
 しばらく登ると、降りてくる人たちに出会うようになりました。朝8時とか9時に登り始めたのだといいます。近隣の人たちのようでした。
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 角田山の山頂は、広々としていて長者ヶ原と呼ばれています。たくさんの人たち(恐らく100人以上)が、陽だまりや木陰など思い思いの場所に陣取っています。ちょうど空いたベンチに腰を下ろし、昼食としました。
 眼下に海岸線が見えます。海岸から一気に約500m駆け上がっている山です。佐渡島はと見渡したのですが、木々に阻まれてよく見えませんでした。残念。
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 下山路は、最初はカタクリの群落が続きます。こちらのコースを下る人が多く、にぎやかな声がこだましていました。じょんのび館の近くにある射撃場から、銃声が大きな音で響いてきます。この自然に似つかわしくない音だと思いました。
 雪割草の群落が現れ、しばらく下ると五ケ峠に着きました。みなさんここから車で海の方に抜けていきますが、我々はここからじょんのび館まで、歩いての下りです。
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 一方通行の車道は、もう登ってくる車もありません。ずっと杉林が続いていますが、ほとんどというかまったく手が入っていないようで、やせ細った木々が林立していました。雪が少ないためか、真っ直ぐに伸びています。間伐をするなどちゃんと手入れをすれば、いい木材になると思うのですが・・・。

 じょんのび館で、ゆっくりと汗を流し、116号線を走って帰宅しました。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-04-04 07:39 | ●登山 | Comments(0)