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2014年 07月 26日
20140726 高田祇園祭について-上越タイムスのコラム「波動」
 26日付上越タイムスのコラム「波動」は、高田祇園祭についてのものである。当町東本町5丁目にも大きな関わりがあるので、興味深く読んだ。
 はじめに、高田での祇園祭、特に神輿渡御の日程を詳しく紹介している。

▼なぜ、このような日程を長々と書いたかと言えば、最近「(合併前)上越市になってからみこしが高田にも来るようになった」という話を聞いたからである。もっともポスターなどには「第39回上越まつり」と銘打っているので、誤解する人がいるのかもしれない

 こういう誤解が広まっているとしたら、大きな問題である。誤解は解消しなければならないだろう。
 だいたい高田祇園祭は、39年前に「上越まつり」に統合されたときから衰微の一途をたどっているのではないだろうか。

       ┌――高田祇園祭
上越まつり――╋――直江津祇園祭
       └――謙信公祭

 客観的に見て、謙信公祭にばかり金と力が入っているのではないかと思う。

 このコラムには次の一文がある。

▼夕方、稲田橋の西橋詰で神輿が渡る。稲田は神輿を御座船に移す役割のため、町内で神輿を担いでも神官は同行しない。そして今夜、みこしは御座船に乗せられて関川を下り、荒川町の御旅所で2泊。28日、八坂神社へ還御される

 高田城下であり、八坂神社の氏子である町内と、そうではない稲田の違いがきちんと述べられている。昨今、こうしたことが忘れられようとしていることは、寂しい限りだ。
 このコラムは最後を次のように結んでいる。

▼高田開府400年祭を「出張する祇園祭」という切り口から考えてもよかったのではないか

 開府400年祭も今年の高田祇園祭も終わったが、次に向けて考えるべき課題ではないだろうか。
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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-07-26 14:44 | ●本・新聞を読んで | Comments(0)