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2014年 08月 27日
20140827 談合疑惑解明のため百条委設置を求める請願
 25日、くびき野地域問題研究会(くびき野研)として上越市議会に「上越市議会に百条委員会を設置し、ガス水道局発注工事にかかわる談合疑惑の解明を求める請願書」を提出した。

 上越市ガス水道局が発注する工事の談合疑惑が指摘されたのは、2013年12月議会であった。日本共産党議員団の橋爪法一議員団長が一般質問で取り上げた。
 請願書にも書いたが、ガス水道局内に「内部調査委員会」を設けて調査し、議会建設企業常任委員協議会に報告書を提出したが、「録音データに関する調査結果には談合の存在を疑う発言がある」が、「談合の有無は判断できない」というものであったが、「権限のある機関」ということで、公正取引委員会に通知した。

 そうしたことから2014年3月議会に、くびき野研を含む「3団体からそれぞれ、疑惑解明のために百条委員会の設置を求める陳情書が提出され」た。
 くびき野研の陳情書は、「百条委員会は、・・・地方議会の最も強力な調査権限です。百条委員会はまさに、「強制力を持った機関」の一つです。」と述べていた。
 陳情は、建設企業常任委員会で審査されたが、いずれも不採択とされた。その理由は「慎重論」「時期尚早論」であった。

 今回の請願は、そうした経過を踏まえ「3月議会からすでに半年が過ぎようとしております。しかるに、その公正取引委員会の動きはまったく見えません。このまま放置すれば、談合疑惑そのものが風化する恐れさえあります。」と、議会の調査権発動を促す内容になっている。

 3月議会は「陳情」だったので、委員会審査で「不採択」になったため、本会議にはかられなかった。今回は「請願」なので、委員会での審査の結果がどうであれ、本会議に上程される。全議員の態度が明らかになる。
 上越市議会では、陳情でも請願でも提出者が委員会で「陳述」することができる。今回もまた、陳述することになる。
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by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2014-08-27 17:02 | 市政の諸問題 | Comments(0)