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2015年 01月 10日
20150110 こどもの家の廃止について
 昨日9日は、高田区地域協議会でした。主な議題は、7件の諮問でした。

【諮問第24号】南寿園の廃止について
【諮問第25号】きたしろこどもの家の廃止について
【諮問第26号】さかえまちこどもの家の廃止について
【諮問第27号】しんまちこどもの家の廃止について
【諮問第28号】みなみしろこどもの家の廃止について
【諮問第29号】てらまちこどもの家の廃止について
【諮問第30号】高田公園相撲場の廃止について


 30号以外はすべて「公の施設の再配置計画に基づき、・・・公の施設として廃止する」というものです。南寿園はみなみしろこどもの家に併設されている施設です。

 「こどもの家」は、旧上越市に30か所ほどありますが、これをすべて廃止し、地元町内会などに「町内会館」などとして無償譲渡するというものです。もともとこどもの家は、町内会などが提供した土地に、市が施設を建設してきたものです。要は、その土地を地元に返却し、あわせて建物を無償譲渡するということです。

 「廃止」にあたって問題となったのは、こどもの家が果たしていた「子どもの遊び場としての機能」についてでした。これについては、次のようになりました。

 子どもの遊び場としての機能については、引き続き、市が管理員を設置し、維持していくこととしている。

 具体的には、町内会が選んだ管理人と市が「業務委託契約」を結ぶという形になります。

 きたしろこどもの家は、北城4町が引き受け、「共有登記」することになっていますが、これに関連して、「もし、ある町内が離脱するという場合、どうなるのか」という質問がありました。大事な指摘です。

 残りの3町で引き続き維持する。

ということですが、問題があります。私は次のような質問をしました。

 単純に3町で維持するということにはならないのではないか。「共有」だからそれぞれの「持ち分」があるはずだ。「離脱=持ち分放棄」とはならないだろう。3町が1町の持ち分を買い取り、1/3づつ共有するということになるのではないか。

 「その通りだ」ということでしたが、残りの3町が「買い取れない」ということになった場合、「離脱できない」あるいは「持ち分放棄」ということになりそうです。当面は有り得ないことだとは思いますが、数十年後、いきさつを知る人がいなくなった時、どうするのかということになります。

20130427 「こどもの家」を考える



by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2015-01-10 18:57 | ●地域協議会 | Comments(0)