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2016年 07月 28日
20160728 【自然】高田城外堀=水戸の川を視察
 11時少し前から、橋爪法一議員とともに、水戸の川を視察してきました。実は、高田城の外堀全体が、水戸の川なのです。26日27日の記録的な集中豪雨で、流域に何ヶ所かで溢水が起きていたのでした。

 最初に訪れたのは、荒川(関川)左岸稲田橋の少し上流にある排水機場です。この排水機は、今回の豪雨では動いていませんでした。理由は、「荒川本川の水位が水戸の川よりも低かった」ためでした。素人目には、「排水機も動かせば、効率よく排水できたのではないか」と思ったのですが・・・。

 水戸の川を溯って、外堀の水が流れ落ちる本城町に行きました。水戸の川の水位は、通常よりもかなり多く感じました。堀からの落ち口は、あふれるような流れでした。
 この狭い落ち口で堰き止められると、北城高校の前あたりが冠水してしまうのかなと思いました。それにしてもあそこが冠水するというのは、たいへんな話です。報道によると、西堀橋の近くでも溢水していますから、1mにはならないでしょうが、50cmくらいは増水していたのではないかと思いました。
 ちょうど市職員が来たので、いろいろ話を聞くことができました。

 次は、スポーツセンターの向かいにある流入施設です。流融雪のための施設だと表示されていますが、荒川の水を汲み上げて外堀に流し込んでいる場所です。さすがに止まっていました。
 ということは、外堀からの溢水は、外堀に降った雨だけによるものだといえます。24時間雨量が200mmを超えたというのは、いかにもすさましい降り方だったということです。

 最後に向かったのは、この流入施設の取水施設がある善九郎用水の取水口です。用水組合の組合長からいろいろ話を聞くことができました。

 1995年の「7・11水害」の時にも思いましたが、こうして回ってみると、一言で「災害対策」といいますが、多くの問題が潜んでいることが分かります。




by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2016-07-28 21:55 | ●季節の変化・自然 | Comments(0)