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2016年 11月 21日
20161121 【三市連絡会】地域の会連絡会第7回総会
 19日、在来線の存続、地域の振興・発展をめざす地域の会連絡会の第7回総会がありました。上越市、糸魚川市、妙高市の三市にそれぞれある「地域の会」を束ねる連絡会です。
 北陸新幹線とえちごトキめき鉄道が開業して1年半になります。JR信越本線を含む上越地方の鉄道網には、まだまだたくさんの課題が残されています。これらの解決に向け、引き続き活動していくことが確認されました。

 在来線に関して喫緊の課題として提起されたのは、「トイレの無い列車」の解消です。「我慢する」というのは、子どもやお年寄りにはたいへんつらいものです。「申し出でがあれば停めます」ということですが、「電車を停めるのにはものすごい勇気がいる」のです。元機関士の会員からは、「機関士は、遅れるとそれを取り返そうとする意識が必ず働く。スピードオーバーになり、事故につながる可能性が高まる」という経験談も話されました。
 「改造」が必要になりますが、「技術的には不可能ではない」ことから、「やる気があるかどうか」ということです。

 「国からの830億円の支援」がどうなっているか。この支援があるということで、泉田知事がGOサインを出したのですから。
 とき鉄の決算にどう反映されているのか。決算資料を公開させる必要があります。県と三市が大株主で、役員も派遣しているのですから、当然そうした資料を持っているはずです。

 この件に関連して私が提案したのは、「県知事が替わったので、表敬訪問も兼ねて、県当局との懇談をしよう」ということです。おそらく米山知事は現時点では、えちごトキめき鉄道に関わる諸問題を詳細には承知していないはずです。そうした諸問題を知ってもらう機会にもしなければなりません。
 「1年2年後ではなく、今がそのチャンス」という事です。「チャンスは何回もあるものではない」と話し、「年明けにも懇談できるように手配しよう」ということになりました。野党共闘で奮闘した社民党の小山芳元県議の出番です。

 総会の後は、恒例の懇親会です。一杯酌み交わしながら、鉄道に関わる話題に花が咲きました。




by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2016-11-21 12:45 | ●三市連絡会 | Comments(0)