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2018年 12月 16日
20181216 【赤旗】記事の原稿
20181216 【赤旗】記事の原稿_b0013099_19111794.jpg 上越市は新潟県の西部に位置し、平成の大合併で全国最多の十四市町村が合併してできた、面積が東京都の半分もあるまちです。人口は二十万人弱です。そんな広い上越市の一部、高田地区について紹介します。 高田区の中心部には高田城址があります。400年ほど前に、平城として建てられ、江戸時代後半は榊原家が治めました。跡地が高田公園として整備されています。春の桜は「日本三大夜桜」といわれ、約4000本の桜が夜の公園を彩り、全国からの観光客でにぎわいます。その桜が、秋には見事な紅葉を見せます。
 今年リニューアルオープンした高田公園内の歴史博物館は、越後の都をテーマに、安土桃山時代以降の地域の歴史を解説する常設展示をしています。
 上越市役所のすぐ西にある春日山は、上杉謙信の居城でした。NHKの大河ドラマなどで何度か取り上げられ、今でも多くのファンが訪れています。
 春日山の麓には、埋蔵文化財センターがあり、古代から近世にかけての歴史を知ることができます。
 北陸新幹線の上越妙高駅建設の際に、駅の目の前で弥生時代の釜蓋遺跡が発掘されました。市民・研究者・愛好家の手で残され、そこは釜蓋遺跡公園・釜蓋遺跡ガイダンスとして整備されています。
 上越妙高駅の南には、弥生時代の遺跡=吹上遺跡があります。ここは遺跡の上に橋を架けて道路が通っています。
 さらに駅の南西(妙高市)には古墳時代の観音平・天神堂古墳群があり、太古の時代から人々の営みがあったことが分かります。
 日本海のおいしい魚と越後杜氏の伝統を引く美酒を楽しみながらの、歴史巡りはいかがでしょうか。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2018-12-16 19:12 | ●マスコミ | Comments(0)