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2005年 09月 16日
20050916 行革の基本的な考え方
 行政改革に関して何人かの議員が発言しました。私は次のように述べ、行革の基本的な視点・考え方を聞きました。

 最近、製造業ではユーザビリティということがいわれています。開発者の視点からではなく、ユーザーの視点で開発を進めようという考え方です。開発者が「よかれ」と思って作っても、ユーザーから見たら、「よくない」ということがあります。ユーザーが何を求めているかを探り、そのニーズを満たすためにはどうするのかという考え方です。
 製造業ではありませんが、行政について考えますと、開発者を行政の職員とすれば、ユーザーは市民です。行政が「よかれ」と思ってやっても、市民の側からみると「何をやってるのか」ということはままあります。私は以前から、「職員はもっと市民の中に入って、市民の声を直接聞くべきだ」といってきました。まさにここにこそ、行政改革を進めて行く視点・観点があるのではないでしょうか。


 多くの職員がうなずきながら聞いていたし、「今の話を参考に、行革を進めていきたい」との答弁でした。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2005-09-16 23:08 | 市政の諸問題 | Comments(0)