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2005年 10月 01日
20051001 小川未明文学館
 小川未明文学館が今日オープンし、そのオープンセレモニーに参加しました。たくさんの方々が来ておられました。
 ここの展示を見ますと、明治、大正、昭和を駆け抜けた小川未明という児童文学者の生き様がわかるような気がします。思想的な遍歴もその時代を映し出しているのでしょうか。

 この文学館の設立については、総務常任委員会でもたくさんの議論がありました。「場所」はその中でも議論の焦点にさえなったものでした。私は個人的には別のところが良いと思っていました。しかしこうしたものをつくる時に考えなければならないことは、資料の提供者やご遺族の意向です。その人たちが、望む場所に、望む方法で形に、可能な限り沿う努力をするのが、行政の役割だということです。「ご遺族の意向は図書館の一角」ということでしたので、その方向で整備するべきだと主張したことを覚えています。

 郷土の偉人を顕彰する場が整備されたことは、喜ばしいことです。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2005-10-01 22:04 | 市政の諸問題 | Comments(0)