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2005年 12月 09日
20051209 板倉統合保育園にかかわって
 朝、議会の控え室に板倉の元町議が顔を出した。毎日傍聴に来ている人だ。
 元町議、「昨日の厚生常任委員会で、板倉の統合保育園の問題でもめたんですよ」
 私、「途中で退席したので。どんなことでしたか」
 「議会の知らない内に、周辺整備が進められているということで」
 「議会の議決を必要とするのは、1億円以上の工事だけですよ。それ以下のものは、議会にかからないっていうのは、議員なら知っているはずだけどね」
 「2千万位までは課長決済ですか」
 「それに上越市は、私らの要求もあって、できるだけ地元の業者が受注できるように、土地整備、建物、電気関係、水回りなどと、分割して発注しているのですよ。」
 「今回の議案には、周辺整備などは入っていないんですね」
 「そのはずです」
 「今朝行って見たんですが、土地整備の工事が始まっていました」
 「発注されていたんでしょうね」

 ざっとこんな会話だった。
 契約案件で議会の議決を必要とするのがどんなものかということは、13区選出の議員ならいざ知らす、旧上越市の議員ならば当然知っているはずだ。それを忘れて議論しているとしたら、不明を恥じるべきだ。
 あとで「工事請負・・・契約一覧表」を見たら、ちゃんと周辺整備が掲載されていた。この「一覧表」には、上越市が発注した100万円以上の工事請負、委託、物品購入契約がすべて載っている。そして、毎定例議会の初日に、「前議会から開会日前日までの分」が一覧表になって全議員に配布されているのである。
 この「一覧表」を充実させることを私はずっと要求してきた。情報公開の時代なのだから。その主張を受け入れてほぼ全面公開に近い状態になって来たのである。その「一覧表」に眼も通さずに議論しているとすれば、「公開しても無駄なのか」といわれても、返す言葉もない。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2005-12-09 22:35 | 市政の諸問題 | Comments(0)