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2006年 01月 19日
20060119 城北中学校の懇談会
 城北中学校では毎年、学区内の市議会議員や学区会役員、PTA役員などと懇談会を開いています。2005年度は都合で年明けになりましたが、今日、その懇談会がありました。学区内には4人の議員がおりますが、3人が出席しました。
 中野校長から、この1年間の学校でのできごとや学校・教育にかかわるさまざまな問題が話されました。城北中学校は今建て替え中ですが、このことがやはり話の中心になります。
 校長先生は、「校舎改築にかかわる環境整備についても、公費で対応してもらえないか」との要望を話されました。すかさず発言したのは永島議員です。「市は財政難なのだから、ダメだ。地域にも卒業生にも有力者がたくさんいるのだから、寄附金でやったらどうか」というものでした。
 私は次のように話しました。
 今豪雪で災害救助法が適用になりました。高齢化で除雪もままならない人が増えていますが法を杓子定規に解釈していたら対象からはずれる人がたくさん出てきます。それで、適用範囲をどう広げるかということで、行政といっしょに国や県に働きかけています。少しづつ広がってきました。
 校舎改築費という正面からの話では難しいかも知れません。しかし市は、「地域に開かれた学校」を改築のコンセプトにしています。「地域に開かれた学校」にするために、行政が何をどうするのかということを考えれば、校舎改築が校舎だけのことで終わらなくなると思います。そうした面から話されたら同でしょうか。

 みなさん、「なるほど」という顔をしておられました。

 懇談会の最後で、「議員のみなさん、ひとことづつ」といわれましたので、次のような話をしました。
 城北中学校の改築は、加藤前教育長の英断で、耐震診断が行われ、耐震改築ということになりました。当時は全国でも先進的な取り組みで、その後、国も耐震予算を増額してきました。ある意味、全国のモデルですから、立派にその役を果たせるようにと願っています。
 昨年の学校調査で、「上越市の学校には、塀や門がない、門扉がなく、あっても鍵がかかっていない」と報告されました。私は悪いことではないと思っています。地域の中で学校が育てられていかなければならないと思うからです。校長先生が言われた外囲工事というのも学校を外から隔離することとは違う発想なので安心しました。
 子ども達にとっても先行きが見えない時代ですから、教育に携わる先生方の苦労も大きいと思います。学校だけではどうにもならない、政治の問題が横たわっています。先生方の努力が実るように私たちも頑張っていきたいと思います。


by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2006-01-19 23:09 | 市民の声など | Comments(0)