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2006年 04月 14日
20060414 直江津地区まちづくり戦略プラン
 午後、総務常任委員協議会が開かれ、「直江津地区まちづくり戦略プラン」について、説明がありました。
 説明を聞いての第一感は、ようやく計画らしい計画が出てきたなというものでした。次のように発言しました。

 私は以前から計画は、現状分析、そこから出てくる課題、その解決方法、具体的な手法というように立てる必要があると強調してきましたが、この「プラン」は、ようやくそうした方向で策定されたなという感じを持ちました。第1から第6までありますが、第4以降は、いろいろな意見があることでしょう。私は、第1から第3までが大事だと思います。この認識の下で計画を練っていく必要があります。こうした手法を市の施策の全分野に広めていただきたい。

 ちなみに第1から第6までは次のようになっています。
第1 現状の認識
第2 直江津を取り巻く広域的な条件
第3 課題の整理
第4 直江津まちづくりの基本戦略プラン
第5 直江津地区の個別戦略プラン
第6 プラン推進のために

 これまでややもするとこうしたまちづくり計画は、「思い」が先行してしまい、現状分析がおろそかにされる傾向がありました。そのため現実と合わない空論に近いものが往々としてできてしまうのです。このプランでは、第1から第3までがしっかりしていますから、第4第5の全体像は現実に根ざしたものとなっていると思います。
 今回のプランで特に感じたのは、その第1で、直江津が置かれている状況がさまざまな「基礎データ」で明らかにされた点は特筆すべきことだということです。「昭和50年から平成12年の25年間に人口が39%減少しており、大島区や牧区などと同じ過疎地域」ということ、高齢化率が28%という高い水準にあること等々、「たぶんそうだろう」と思っていたことが、数値で確定的に示されたことの意義は大きいと思います。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2006-04-14 23:01 | 市政の諸問題 | Comments(0)