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2006年 10月 06日
20061005 神戸市での研修
 神戸市の視察は、たいへんあわただしいものでしたが、短時間のうちに手際よい説明を受けました。
 松阪市は、トップダウンの強力な力で導入を進めていましたが、神戸市の場合は、まったく違っていました。説明してくれた職員は、「やって見ていろいろ問題点も見つかり、まだまだ発展途上です」と自嘲気味に話していましたが、決してそんなものではないなと感じました。

 メールマガジンで週一回、「経営品質とは何か」ということを全職員に発信することからはじめました。この中で二つの反応がありました。「お前の人生論を聞いている暇などない」という避難のメールが嵐のように戻ってきましたが、少数ではありますが、賛同・共感の反応がありました。この職員を組織し、勉強会を開いて広めていきました。雌伏二年、市長、助役、局長など市幹部の前で、「経営品質投入の必要性」を説く機会が訪れました。市幹部は、「本気の目の輝き」を読み取ってくれて、導入にゴーサインが出ました。

 ここでは質問はしませんでしたが、松阪市でも、「経営品質の導入」という使い方をするのです。この言い方からすると、「○○制度の導入」「□□システムの導入」と同じ使い方ですから、「経営品質」というのは「制度」そのもの、あるいは「システム」そのものだということなのかもしれません。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2006-10-06 22:58 | 市政の諸問題 | Comments(0)