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2006年 12月 14日
20061214 市出資企業の不正献金疑惑
 12日のマスコミ報道で発覚した「市出資企業の不正献金問題」で、今日の一般質問を早く切り上げ、全員協議会で木浦市長が経過説明をしました。その内容は、「自らの保身に終始した」ということでした。
 最初に本城議員が質問したのに続いて、私もいくつかの質問をしましたが、その冒頭で次のように述べました。

 私は12日、この事件を聞いて直ちに緊急質問を通告しましたが実現しませんでした。それで今日の全員協議会になったわけです。緊急質問なら、先ほどの市長の説明で終わっていたでしょう。与党の皆さんのご協力で、こんな質問の機会を与えていただきましてありがとうございました。

 市出資企業の不正献金と迂回献金という二つの問題があります。
 さすがに市出資企業の不正献金は否定できませんので、あっさりと認めました。そこで次のように聞きました。

 献金を禁止されているのは市出資企業だけではなく、市が補助金・交付金・利子補給をしている会社も禁止されています。調べましたか。

 調べてないということでした。そこで「私の調査では、一社見つかりました。その気になって調べれば判ることです」と追求しました。二社だけだと思っていたのに、もう一社あると聞いて、委員会室は騒然となりました。市長も驚いた様子で、「調査して報告する」ことを約束しました。
 もう一つの迂回献金の問題は、断固として否定しました。しかし、自民党上越支部長の市川文一市議はマスコミに、「二社からの献金は木浦市長を応援してもらうためのもの。市長側から依頼を受け、支部が企業献金の窓口になった」と語っています。木浦市長は、「依頼していない」とがんばりました。どちらかがウソをついているわけです。私は、「木浦市長は、市川文一議員を生け贄にする気だな」と、直感しました。市長選当時、自民党支部長として、また議長として一心に「木浦再選のため」に働いてきた人でも、自らの保身のためには切って捨てるという冷酷さを見た思いでした。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2006-12-14 22:57 | 市政の諸問題 | Comments(0)