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2007年 01月 03日
20070103 政治団体の事務所費
20070103 政治団体の事務所費_b0013099_23414072.jpg 「家賃ゼロの衆参議員会館に多額の事務所費支出」という『しんぶん赤旗』一面トップの見出しが目に飛び込んできました。「賃料のない議員会館を資金管理団体の『主たる事務所』にしながら、家賃が中心で領収書のいらない『事務所費』の支出を年間一千万円以上も計上している国会議員が十八人もいる」というものです。
 12月議会で大問題になった木浦市長の政治資金のことが、サーーーッと頭にひらめきました。早速、収支報告書を開いてみました。「事務所費」は次のようになっていました。

  自民党上越支部      471,195円
  このうら政経事務所    253,392円
  木浦正幸後援会   18,254,040円


 自民党上越支部や政経事務所の「事務所費」が普通でしょう。木浦正幸後援会の「事務所費」はまさに破格で、「国会議員並み」の「事務所費」ではありませんか。「人件費」約790万円と「光熱水費」約48万円、「備品・消耗品費」約376万円は別です。「事務所費」だけで月平均約152万円です。「事務所費」は「政治団体の事務所の借料損料(地代、家賃)、公租公課、火災保険料、電話使用料、切手購買費、修繕料等」(「逐条開設『政治資金規正法』(ぎょうせい)」)とされているそうです。もちろん「後援会報」などの印刷費や会議費は含まれません。この事務所は、上越北消防署の近くにあることになっています。

 『しんぶん赤旗』15面にはさらに、「何に使った多額経費」「事務所費の怪」との見出しで、「自民党の佐田玄一郎行政改革相は、政治団体の架空『事務所費』などに約7800万円支出していたと虚偽報告していたことが発覚、大臣を辞職しました」と書き、「領収書の添付を義務付けるなど、不明朗な政治資金にメスを入れる必要があります」としています。まさに「その通り」だと思いました。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2007-01-03 23:40 | 日本共産党 | Comments(0)