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2008年 01月 22日
20080122 国保税値上げ反対学習会
 上越市の国保をよくする会の発足集会を兼ねた学習会が開かれました。上越市の国保税が、最大21000円33%もの大幅値上げされるかも知れないということで、関心が高まっており、約50名の参加でした。私は、二人の報告者の一人として参加しました。もう一人の報告者は、飯塚孝子新潟市社会保障協議会事務局長です。

20080122 国保税値上げ反対学習会_b0013099_10305186.jpg 私は次のような報告をしました。
 上越市は合併(平成17年1月1日)の前後に、国保税を2回にわたってそれぞれ約10%引き下げました。それまでは県下1~2を争う高い国保税でしたが、この結果下から4位にまでなりました。この引き下げは、たいへん低い国保税の町村と合併することから、「激変緩和」のために行なわれました。その財源は、14市町村が持ち寄った「財政調整基金」でしたが、それが19年度で底をつき、「値上げせざるを得ない」となったのです。
 21000円33%もの値上げは、市民生活を困難にします。12月議会で値上げを抑えるよう質問しました。木浦市長は、「あらゆる方法を検討する」と答弁し、事実上、「一般会計からの繰り入れ」を示唆しました。一般会計からいくら繰り入れさせるか、値上げを抑えることができるかどうかは、運動にかかっています。圧倒的な要請署名を集めましょう。


 飯塚さんは、「国保とはそもそもどういう制度か」ということから解き明かし、「国民皆保険制度の支え役」だとした上で、「国や行政は、相互扶助制度だといいますが、そうではなく『社会保障制度』なのです」と強調しました。

 学習会は発足集会に切り替えられ、関口壮六代表委員が、発足を提案。全員の拍手で確認されました。丸山尚武事務局員が提起した「当面の活動」を採択して、集会は終了しました。

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2008-01-22 23:02 | 諸団体の活動 | Comments(0)