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2008年 03月 20日
20080320 一般質問のさわりを
20080320 一般質問のさわりを_b0013099_864462.jpg 19日に行ないました「最後の一般質問」のさわりを載せました。論戦の全体は、おって掲載したいと思います。

 一般諮問を行います。午後の一番でありますが、よろしくお願いいたします。
 今回の一般質問の通告は、1と2と3の三つの問題について質問することにしてありますが、実はこの1と2というのは、セットでありまして、当議会のルールの上では、一番最初に全部「題出し」をしておかないと、再質問のところでなかなか、「通告にない事項」ということになってしまいますので、載せてありますが、本来でありますと、1番の1から始まって2番の2まで順番に、一つづつ質問をしていきたいわけでありますけれども、ルール上それができないので、こういう形で質問させていただきます。

 そういうことで一番最初は、人事行政についてということであります。これまでも私は、一般質問等々でワーキングプアの話などをさせていただきました。「行政がそういう非正規雇用を生み出すようなもとになってはうまくないんではないか」「行政の方は、本来は行政主導でそういう非正規雇用をなくす、そういう役割を果たさなければならないわけでありますけれども、それが逆転してはうまくないだろう」という立場から、何度か質問をしてまいりました。今回の質問もそういう流れの一つであります。

 今日は、2月14日付けの朝日新聞の記事をコピーして持ってまいりました。こういう記事が載っていました。皆さんも、ご承知の方もあるかと思いますが、「蟹工船」という小説があります。わが党の創立者、戦前の活動家の一人であります、小林多喜二が書いた小説でありますけれども、今これが若者の間でブームに近いような人気になっているという、こういう記事であります。多喜二の学んだ小樽商科大学でシンポジウムが開かれたり、こういうことにもなっているというような記事でありますが、何で今若者に「蟹工船」が注目されているかっていうと、75年、80年近く前の出来事でありますけれども、その頃のこの「蟹工船」に書かれた状況と今自分たちが置かれている状況が、酷似している、まったく似ている、そういうところから来る共感だというふうに書かれておりまして、「貧困労働の現場-共感の声」というのが見出しになっております。こういう時代に今また逆戻りしているのかなという、そういう感があるわけであります。

 もう一つご紹介したいのは、先日わが党の志位委員長が、国会で「日雇い派遣」について質問をいたしました。これがわが党の本部のホームページにビデオがのっかっているんでありますけれども、これがダビングされて、YUETUBEというのが今、こういうダビングしたビデオなどが掲載されるサイトでありますけれども、そこに掲載されて、たいへんな何万というダウンロードが行われている。担当者が削除するらしいんですけれども、それに対して、この質問を掲載しつづける会みたいなのがつくられて、削除するたびに掲載されるという、こういうことにもなっているそうであります。これもこういった実態がマスコミでも報道されました。
 ここでされた質問は、「日雇い派遣」についてでありますけれども、「日雇い派遣」に限らず、派遣労働という働き方のあり方そのものに対して、今多くの国民、特に青年が目を向けて、何とか解決しなければならないという、そういう方向に意識が変わり始めているという、そういうことの現れだというふうにもいわれております。
 さて本題に入りますが、・・・

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2008-03-20 23:46 | 市政の諸問題 | Comments(0)