カテゴリ:国の政治( 257 )

2009年 12月 15日
20091215 天皇の国事行為
 中国の副主席が天皇に会見する問題で、民主党の小沢幹事長が宮内庁長官に対して「憲法を読め」と言ったという。それで、あらためて憲法の当該条項がどうなっているか調べてみました。

第7条 【天皇の国事行為】
 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
 1号 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
 2号 国会を召集すること。
 3号 衆議院を解散すること。
 4号 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
 5号 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
 6号 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
 7号 栄典を授与すること。
 8号 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
 9号 外国の大使及び公使を接受すること。
 10号 儀式を行ふこと。

 「天皇の国事行為」として、10項目が掲げられています。これを見た限りでは、天皇が外国の賓客と会見することは、含まれていないと思います。「9号 外国の大使及び公使を接受すること。」をどんなに拡大解釈してもムリでしょう。
 民主党が内閣法制局長官の国会答弁を禁止するということが、「憲法の解釈改憲を狙っているのではないか」と危惧されています。小沢氏の発言は、これにつながるような気がしてなりません。
[PR]

by toshihiro_sugimot | 2009-12-15 22:19 | 国の政治 | Comments(0)
2008年 11月 14日
20081114 田母神幕僚長の更迭
 それにしてもひどい話だ。「言論によるクーデター」との指摘もあったが、まさにその通りだ。放置しておけば、「実力」によるクーデターに発展しかねない。そんな危機感を持つ事件だ。本人にはまったく反省の色がないどころか、「何が悪い」と開き直ってさえいる。

 昨日記者クラブで、「こんな事件についての加茂市長の見解がどの新聞にも載っていないね。」と話していたのだが、今朝の朝日新聞に掲載されていた。聞いていたかのようなタイミングだ。
[PR]

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2008-11-14 22:46 | 国の政治 | Comments(0)
2008年 09月 02日
20080902 福田首相辞任
 いや、驚きましたね。新聞各紙には「福田首相辞任」の文字が躍っていました。1日夜に記者会見して、表明したとのことでした。まさに「自公政権の末期症状」です。これで総選挙が一気に早まるでしょう。場合によっては、県知事選挙とダブって連続ということもあり得ます。またまた忙しくなりますね。

 内閣改造をして、緊急経済対策も発表して、福田政権は一見万全のように見えました。しかし、後期高齢者医療制度は維持する、大企業を中心とした経済対策で国民生活は困窮、資産家優遇の減税など、国民に背を向けた施策がずらり。その上、軍事だけでなく経済までもアメリカべったりです。「米艦船には給油しても、漁船にはできないのか」という声に象徴されています。これが「辞任」の最大の理由でしょう。

 すぐに麻生幹事長が手をあげました。示し合わせていたかのような素早さでした。他にも出てくるのでしょう。そして「総裁選」という一大イベントに国民を引き込み、悪政を国民の目から隠して、総選挙に打って出ようという魂胆なのでしょう。見え見えですが、マスコミがそれを煽るのは目に見えています。
 他方、民主党も負けてはいません。小沢氏を選ぶ「代表選」を最大限に使ってくるでしょう。使い古された「二大政党」をまたまたマスコミが吹聴します。民主党以外の野党の姿がマスコミから消える日は間近でしょう。

 こんな「野望」に負けてはいられません。二つの選挙を連動させ、ともに躍進を図っていく必要があります。明日は「みんなの会」役員会です。
[PR]

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2008-09-02 22:35 | 国の政治 | Comments(0)
2007年 09月 12日
20070912 安倍首相、突然の辞任表明
 昼休みが終わって、義援金を届けるための時間待ちで控室に待機していると、市民クの仲田議員が、「安倍が辞任した」といってきた。「テレビでやってる」というので、市民クの控室に寄せてもらう。2時から首相自身が、記者会見するという。

 2時からの記者会見。一見して憔悴しきった表情に見えた。しかし、国民に詫びる言葉は最後まで出てこなかった。その代わり、「テロ特別措置法」を成立させるための体制の立て直しであることを強調し、そのための辞任であると言い切っていた。「政権放り出し」という辞任の仕方も異常だが、この理由の方が私には、大問題に思えた。
[PR]

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2007-09-12 18:36 | 国の政治 | Comments(0)
2007年 07月 03日
20070703 久間大臣辞任
 久間大臣は、辞任しました。しかし、辞任の理由は、「参院選に影響が」と言うもので、発言内容についての釈明も反省もありません。
 「日米同盟の維持強化」しか頭になく、「間違ったことを言った」という認識がまったくないのです。後任の小池元環境相は、久間氏以上のタカ派だそうです。いっそう輿論(よろん)を高めていかなければなりません。
[PR]

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2007-07-03 16:20 | 国の政治 | Comments(0)
2007年 07月 01日
20070701 久間防衛大臣の暴言
 そんな矢先(6月30日)の久間防衛大臣の発言です。広島・長崎への原爆投下は「しょうがないと思っている。米国を恨むつもりはない」。これが唯一の被爆国日本の閣僚が言うことか。「絶対に許されない」という輿論(よろん)が国内だけでなく世界に、瞬く間に広がりました。

 「非核平和都市宣言」を行っている上越市の立場とも、相容れない政府与党です。
[PR]

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2007-07-01 16:15 | 国の政治 | Comments(0)
2006年 11月 10日
20061110 男女共同参画サミット
 内閣府が全国を巡回して開いている「全国男女共同参画宣言都市サミットinじょうえつ」が、文化会館で行われました。
 開会式に続き、板東久美子内閣府男女共同参画局長の「男女共同参画推進本部報告」があり、桜井陽子横浜市男女共同参画推進協会事業本部長が基調講演を行いました。この後シンポジウムでしたが、総合博物館で柴田長俊展の開幕式があるので、退席しました。
 上越市は平成14年3月議会で男女共同参画基本条例を制定しました。この時、所管が総務常任委員会でしたので、私もおおいに意見を出し、議論したものでした。私が提起したのは、「なぜ男女平等ではなく男女共同参画なのか」ということでした。めざすべきは憲法に述べられている平等であり人権の問題ではないのかという問い掛けでした。男女平等をめざす過程で「参画」ということがあるのではないかと問うたのです。ところが行政の考え方は、「男女参画が究極の目標で平等はその過程」という驚くばかりの認識だったのです。こんな議論の中で思ったのは、「男女平等は左翼用語だということで、男女共同参画という別の言葉をつくったのかな」ということでした。その後の上越市の文書の中には「男女平等」という言葉があらわれてきました。しかし基本的な認識はやはり「男女共同参画」なのだと思います。
 男女平等と「男女共同参画」には大きな違い、というよりは根本的な違いがあります。何といっても「男女共同参画」には憲法で保障された平等や人権の意識が希薄です。醸成しなければならない平等や人権意識を「参画」に押しとどめているように思えてなりません。「男女共同参画」では参画することに意義があるわけですから、「クォータ制」を主張し、その導入を天まで持ち上げることになります。「クォータ制」で「強制的」に男女の比率を同じにしたら平等意識が確立されるかといえば、そうはならないでしょう。逆に「参画した」ことに安住してしまわないかが問題です。
 サミットのオープニングで朗読劇が行われました。そこで取り上げられたのは、「町内会の役員が男に占められている」「800町内会で女性の町内会長がたったの5人」というものでした。昨年の「議員と語ろう」でも中心議題はこの問題でした。「参画できない」組織の代表のように取り上げられています。町内会のあり方はおおいに改善・改革していかなければなりません。しかし、個人加盟ではなく世帯加盟という町内会の特質を無視しているように思えますし、世帯を代表して誰が出て行くかという世帯内の問題をも無視しているのではないかとも思います。
 部落差別という問題があります。同和対策が行われてきました。その同和対策で利権が発生し不祥事が多発しています。利権に群がる人たちにとっては、「部落差別がなくなっては困る」のです。今では「同和対策は逆差別だ」と言われるまでになってきています。
 「差別意識」というのは、人間の内面の問題ですから、力で強制しても無くなるものではありません。粘り強く「なぜ差別してはいけないか」「人間はみな平等」という教育を進めていくしかないのではないかと思います。「人権教育」といって、特定の差別事象だけを取り上げるのではなく、男女差別、人種差別、思想差別、障害者差別などさまざまな角度から差別問題を取り上げ、人間の在り方の問題として語っていく必要があるのではないかと思います。子どもへの虐待の問題も、こうした教育の欠如が根底にあるのではないでしょうか。
[PR]

by TOSHIHIRO_SUGIMOT | 2006-11-10 22:23 | 国の政治 | Comments(0)